新発想で、どんなスタイルにも柔軟に対応。
いつも家族にやさしく、丁度よい「木のひらや」。
広く、柔軟性のある空間構成。いつの時代も無駄なく快適に活用。
少子高齢化や核家族化が進み、家族のあり方も多様化している。そんな中、あらゆる家族の暮らしに適応する平屋の柔軟性の高さに着目し、設計・製作されたのが「木のひらや」だ。それは、同社が目ざす「いつの世代にも愛され、住み継がれていく家づくり」そのものであり、いつまでも住む人にやさしく寄り添い続ける新しい家の形である。
「夫婦で暮らす期間は何十年と続くが、子どもが自室で過ごす期間は10年もなく、その後2階は無駄になる」との発想から生まれた住まいは、LDKと寝室と小屋裏で構成。家族の成長段階でいつも無駄なく機能的に使えるよう考え抜かれたプランニングだ。中心となるLDKは傾斜天井と大きな開口部がつくる、縦に横に広がる23帖の開放空間。家族のさまざまなシーンを受け止める「多用途空間」である。隣接する寝室は10帖の広さ。ご夫婦が心からリラックスできる空間だ。子どもたちは天井高を2m(2階建申請の場合)までとった20帖大の広々とした小屋裏のようなスペースで過ごす。小さい頃は遊び場や勉強部屋などに活用。独立した後は親世代の趣味の部屋や収納空間などに使える。
浴室やトイレなども隣接し、高齢になっても移動がラク。「寝室、子ども部屋は2階」などの既成概念にとらわれず、家族が必要な時に必要な場所に部屋がある住まいは、いつも家族に丁度良くて、やさしい。