無垢材ならではの美しさと温もりが映える木づくりの家。
裸足でも冷たくない桐材のフローリング
お子さまの成長にともない3年ほど前から建て替えを考えていたF邸。さまざまな展示場をめぐった末、内覧会を見学して決めたのがBe・ホームの住まいでした。決め手になったのは、柱・床・梁をはじめ無垢材がふんだんで、「自分も桐材を使ってみたい」と思ったこと。大まかな設計図はお施主様が描き、機能性を考えてリビング・ダイニングや、和室の続き間の位置などを決めました。
桐材は、調湿作用に加え、断熱・保温性能に優れており、F邸ではこれをリビング・ダイニング、ホール、廊下の床材、さらには階段の材料として使用。足ざわりが良いうえ、冬に裸足で歩いても冷たさを感じません。さらには玄関脇のシューズクロークの壁や天井、押し入れの床や壁にも桐を用い、湿気対策に気を配っています。もちろん桐以外の無垢材も柱や梁などに使用。木そのものが持つ美しさと質感が、住まいに上質な温もりをもたらしています。こうした部材の良さだけでなく、暗くなりがちな廊下に障子を入れて採光を確保するとともに、障子をスライドさせると通風用の木製ルーバーが現れるなど木を活かした工夫も見られます。
F邸には、木の家ならではの安らぎと贅があふれていました。